川口元郷 内科 循環器内科 川口領家循環器内科クリニック

川口領家循環器内科クリニック

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AIと医学と未来
巷ではAI(ArtificialIntelligence)が話題となっています。AIとは人工知能のことで、人間の脳が行っているような知的作業をコンピュータ上で行うシステムやコンピュータプログラムを指すものです。つまり知識(データ)を蓄積して自己学習し新たな事象に対して自己判断していきます。車の自動運転などに応用され、去年から今年にかけての年末年始には、都内のJR山手線でもAIを使った自動列車運転の実験がされたことも報じられました。医学の世界でもAIが用いられ始めています。AIは膨大なデータを処理して異常を検知することが得意なため、レントゲン写真で肺がんなど異常陰影の検出や、胃カメラなど内視鏡でのがん検出率向上に期待が持たれています。人間で生じる判断ミスはなくなり診断率は向上するといわれています。医者の仕事も将来は無くなるかもしれませんね?
現在の科学進歩には、AIの開発は必須でグーグルやヤフー、アマゾンなども巨額な資金を投入してさらなる開発にしのぎを削っています。
AIは様々なデータを蓄積して、経験値を積み成長します。ネットなどへのアクセスも制限をかけなければ自分で行えます。将来、AIがさらに発達したら、SF映画のように人間がAIによって支配される時代が来るかもしれません。映画は、人間生活の近未来をよく表すものであります。恐ろしい映画の世界が、現実にならないよう人間こそがAIを制御して行かなければなりません。しかし、果たして人間がAIの上に立てるのかは疑問があります。ホントに、ボーと生きていては誰かに叱られてしまいます!
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漢方薬の効能

大学医学部の中には、漢方医学を専門に扱う学科や、医学生に漢方医学や漢方薬の講義を行う大学も多くあると聞きました。

中国を源流として約4000年の歴史を持つ漢方医学は、東洋医学よりも歴史が古く、気の流れなどの経験を基にして熟考された医学です。
日本には1000年ほど前に漢方医学とともに漢方薬も伝来しています。
漢方薬は、生薬を組み合わせて効能を示すよう調整された薬です。
例えば、風邪などで用いられる『葛根湯』は、葛湯や和菓子で使用する吉野葛などの葛根に生姜、麻黄、桂枝、甘草、芍薬、大棗を混ぜ組み合わせたものです。
私も幼少時に風邪を引いたときに、よく祖母から葛湯を飲まされたことを覚えています。
本当の葛根湯のルーツはこの辺りにあるのかも知れません。
現在、漢方薬処方は150種類ほどが健康保険の適応になっています。

漢方薬では、西洋医学で使用する薬剤のように十分な検証がなされていない薬剤もあります。
西洋医学で治療効果が足りない時などに、漢方薬で補完すると治療効果が上がることもしばしば経験してきました。

夜間のこむら返りには、芍薬甘草湯を就寝前に服用するとかなりの効果があります。
しかし、この漢方薬に含まれる甘草は、多く服用すると副作用として偽性アルドステロン症を発症することがあります。
アルドステロンとは副腎から分泌されるホルモンですが、偽性アルドステロン症では甘草に含まれる、グリチルリチン酸がさもアルドステロンを増やしたように振る舞い、高血圧やむくみ、低カリウム血症などを引き起こす病態です。
全身倦怠感や脱力感、手足のしびれ、食欲不振、むくみ、口渇などの症状が出現します。特に、心臓疾患で利尿薬を服用している方は注意が必要です。

漢方医学専門の先生には叱られるかもしれませんが、私は漢方薬が西洋医学を補完する役割が極めて大きなものであると考えております。

2019.03.05
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