川口元郷 内科 循環器内科 川口領家循環器内科クリニック

川口領家循環器内科クリニック

048-242-5462

〒332-0004 埼玉県川口市領家1-24-4 ロードビルディング2F

院長のひとこと

  • 診療案内
  • 内科
  • 循環器科
  • 呼吸器科
  • 患者様専用駐車場あり
  • 初診の方へ
  • 患者様へお知らせ
  • 各種検査について
院長のひとこと
息がしづらい‼︎その症状、気胸かも?
気胸と言う病気をご存知でしょうか。主に肺先端部の胸膜にできた小さな風船(ブラという)が破けて、肺の空気が抜け肺がしぼんでしまう病気です。長身で若い男性に起こり易い傾向がありますが、女性でも月経に伴った月経随伴性気胸などもあります。肺は、呼吸によって外界の酸素を取り入れ、逆に体内で消費した二酸化炭素を排出するという、ガス交換を行っている臓器です。肺内にはブドウの房のような肺胞がたくさん集まり、血管と接してガス交換を行います。そして空気の貯まった袋となっています。その肺表面の胸膜という部分が薄くなる病態がブラです。ブラには絶えず空気による圧力がかかり、やがてお餅が火の上で膨れた時のように膨らみ、強い力がかかると破裂します。破裂すると肺内の空気は外(胸腔)に逃げ出し肺はしぼんでしまします。 気胸はひどくなると呼吸がしずらくなったり、息が吸い込めないといった症状を起こします。稀ですが両側の肺に気胸が起きると命の危険もあります。また肺尖部の血管が切れると血胸を合併することもあります。 診察で気胸を疑ったら、まずは胸部X線画像で肺の状態を確認します。気胸には程度があり、軽いものだと肺の虚脱も軽度で聴診などではわからない場合もあります。高度の気胸であれば、入院して胸腔にチューブを挿入しての脱気を行う処置(胸腔ドレナージ)が必要となります。脱気で改善なければ胸腔鏡による手術療法となります。脱気で改善しても再発する可能性があり、その時は手術療法となります。手術を行えば再発はまずありません。
以前のひとことはこちら
  • 八王子循環器クリニック
  • 東福生むさしの台クリニック
心房細動は治る?

心房細動は、動悸などの自覚症状により発見されることが多い不整脈の一つです。心臓は規則正しいリズムを刻み、絶えず血液を体全身に送り出しています。心房細動ではその規則正しいリズムが乱れて、送る血液量も低下してしまいます。

心房細動の原因としては、心臓弁膜症などの器質的心疾患でも発症しますが、加齢や飲水不足なども原因となります。

心房細動で特に怖いのは、リズムが乱れて脈がバラバラになるため、心臓内の左房という場所で血液が滞り、更に血液が凝固して心臓内で血栓という“かさぶた”を作ってしまいます。その“かさぶた”が心臓内に留まっている時は良いのですが、壁から剥がれて血流に乗ると脳に達して血管を閉塞し脳梗塞を発症します。未治療の心房細動の約6割で生じるとのデータもあります。心房細動によって生じる脳梗塞は、国立病院機構九州医療センター脳血管・神経内科科長、矢坂正弘先生が言われるノックアウト型脳梗塞という大きな脳梗塞を生じることが多く、運良く命を取り留めても、麻痺などの酷い症状が残り寝たきりになることが多いといいます。

心房細動においては、まず気おつけることは脳梗塞を起こさないようにすることで、現在では新しい抗凝固薬が普及しています。昔はワーファリンという薬で治療しましたが、この薬は治療域が狭いため毎回受診時に採血を行い、効いているかの効果判定をする必要がありました。また納豆やクロレラなど服用できない食品・薬品がありました。現在の新しい薬では、それらの制約は必要なくなっています。

完治を目指すに治あったては、アブレーションというカテーテルによる治療法が確立されています。ただし、心房細動に長期罹患している場合や、左房系がかなり大きい場合などでは、アブレーションを行っても完治が望めないことが多く適応外になることがあります。また、1回のアブレーションでは、完治できない場合もあり複数回アブレーションを行うこともあります。アブレーションで心房細動が完治すれば、服薬も中止して日常生活が送れるようになります。

心房細動は症状がないこともあるので定期的な健康診断を受けることは重要です。当院でも風邪で受診された方が、たまたま心房細動だったということもありました。

2019.07.22
pagetop