川口元郷 内科 循環器内科 川口領家循環器内科クリニック

川口領家循環器内科クリニック

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院長のひとこと
季節の変化
平成最後の桜も散り始めました。これからは新緑の季節を迎えます。
季節によっても病気は変化します。現在も花粉症で悩んでいる方がいらっしゃると思います。スギが終わるとヒノキ花粉の飛散が始まり、ゴールデンウィーク前後まで続きます。ヒノキの花粉症がある方はこのあたりまでは服薬した方が安心です。花粉症は春だけでなく、秋にも発生します。症状が強い方は予防が大事です。また、春先から初夏にかけては中国から飛散する黄砂やPM2.5などもせきの原因になります。
インフルエンザの流行は冬の乾燥した時期です。梅雨から夏にかけては食中毒などによる胃腸炎。夏は熱中症の発症が多くなります。喘息発作は季節の変わり目や梅雨どき、台風シーズンなどで悪化が見られます。
病気の流行する時期や悪化する時期を、あらかじめ把握しそれに対する対応や対策を行えば、病気の罹患を予防できたり、罹っても軽く済ませることができます。病気において、とにもかくにも予防が一番大切なのです。
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虚血性心疾患の治療

GWもあり、更新が遅くなりました。今回は、狭心症や心筋梗塞など虚血性心疾患に対する治療に関し話したいと思います。
治療には大きく分けて薬物治療とカテーテルや手術による観血的治療があります。また、狭心症と心筋梗塞では治療の対応が変わります。
狭心症は前回もお話ししましたが、冠状動脈の狭窄が主たる病態とする疾患なので、狭窄程度が軽度であるなら薬物治療による経過観察も選択の一つとなります。しかし、心筋梗塞ではすでに冠状動脈が閉塞し心筋の壊死が始まっている状況なので、一刻を争い直ちにカテーテル治療を行うこととなります。
カテーテル治療では、手の血管などからカテーテルを心臓にまで到達させ、心電図等で予め予想された、右もしくは左冠状動脈の病変に選択的にアプローチします。閉塞または狭窄部位にバルーン(風船)を進めて拡張させ、さらにステントと言われる特殊な金属でできた筒状のものを留置して血流の再開を確認して終了します。
冠状動脈での狭窄が多肢にわたる場合はカテーテル治療ではなく、心臓手術となる場合もあります。心臓手術では血管を用いたバイパス手術となります。胸部の背面を走る内胸動脈などを使用して狭窄や閉塞部位の先に血管を吻合してバイパスします。
どの治療法を選択するかは状況などによっても変わります。虚血性心疾患にならないようまずは予防が大切と考えます。

2018.05.11
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