川口元郷 内科 循環器内科 川口領家循環器内科クリニック

川口領家循環器内科クリニック

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AIと医学と未来
巷ではAI(ArtificialIntelligence)が話題となっています。AIとは人工知能のことで、人間の脳が行っているような知的作業をコンピュータ上で行うシステムやコンピュータプログラムを指すものです。つまり知識(データ)を蓄積して自己学習し新たな事象に対して自己判断していきます。車の自動運転などに応用され、去年から今年にかけての年末年始には、都内のJR山手線でもAIを使った自動列車運転の実験がされたことも報じられました。医学の世界でもAIが用いられ始めています。AIは膨大なデータを処理して異常を検知することが得意なため、レントゲン写真で肺がんなど異常陰影の検出や、胃カメラなど内視鏡でのがん検出率向上に期待が持たれています。人間で生じる判断ミスはなくなり診断率は向上するといわれています。医者の仕事も将来は無くなるかもしれませんね?
現在の科学進歩には、AIの開発は必須でグーグルやヤフー、アマゾンなども巨額な資金を投入してさらなる開発にしのぎを削っています。
AIは様々なデータを蓄積して、経験値を積み成長します。ネットなどへのアクセスも制限をかけなければ自分で行えます。将来、AIがさらに発達したら、SF映画のように人間がAIによって支配される時代が来るかもしれません。映画は、人間生活の近未来をよく表すものであります。恐ろしい映画の世界が、現実にならないよう人間こそがAIを制御して行かなければなりません。しかし、果たして人間がAIの上に立てるのかは疑問があります。ホントに、ボーと生きていては誰かに叱られてしまいます!
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心臓ペースメーカー

脈が遅くなり、めまいや立ちくらみ、意識消失を生じる不整脈を徐脈性不整脈といい、房室ブロックや洞不全症候群、徐脈型心房細動などがあります。特に房室ブロックでは高度に脈が遅くなり、一時的に心停止を生じ、ひどいと意識消失を起こし倒れてしまうこともあります。これらの高度徐脈性不整脈に対する治療の一つに心臓ペースメーカーがあります。心臓ペースメーカーは心臓のリズムを整えるための機械です。

心臓ペースメーカーの歴史は長く、最初の植え込み手術は1958年10月まで遡ります。当初は大きな機械をつけていましたが、機器の改良・進歩により小型化・高性能化が進みました。現在では心臓内に直接埋め込むことができ電極も必要ない極小のペースメーカーまで実用化されています。

ペースメーカーには、病気の悪化時に一時的に使用するタイプと、病気の完治が難しいため恒久的に体内に埋め込んで使用するタイプがあります。一般的な、埋め込み型のペースメーカーはリズムの発生などを調節するコンピューター的な部分と、その電源となるバッテリーからなるジェネレーターと呼ばれる本体と、発生した電気信号を心臓に届ける電線部分であるリードから成り立っています。手術は局所麻酔で、小一時間ほどで終了します。術後の痛みはほとんどなく、術後の歩行も可能です。手術は短期入院で行いう施設が多いようです。手術後はめまいや立ちくらみなどの症状がなくなり今までどおりの日常生活が送れます。

徐脈性不整脈はめまいや立ちくらみなどの症状が、初発であることが多く、そのような症状を自覚された場合は、心電図検査や24時間装着するホルター心電図を行うことによって診断がつけられることがあります。当院では徐脈性不整脈の診断やペースメーカー植え込み手術後の管理も行っています。

2018.11.16
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