川口元郷 内科 循環器内科 川口領家循環器内科クリニック

川口領家循環器内科クリニック

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院長のひとこと

Director's column

肥満症の続き

前回、BMI=25以上が肥満と定義されるとお話ししました。そして肥満症と診断された場合には減量等の対応が必要となります。
では、具体的にどのように対応するかは誰しもが気になるところだと思います。今回はその点に関してお話ししたいと思います。

“減量を行うぞ”という決意がまず第一です。次に運動、食事、睡眠が3本柱となります。1Kg体重が増えたということは1Kgの脂肪が体に付いたと同じ意味となります。30gの脂肪は約200Kcalに相当し、おにぎり1個、カップ入りアイス1個、ビール500mlなどに相当します。
その脂肪を燃焼させるためには食事量を減らす必要があります。
運動はエネルギーを消費することによって脂肪を燃焼させます。運動時のエネルギー消費は体重によって変わり、体重の多い人ほど沢山のエネルギーを消費します。

最後は睡眠です。睡眠と肥満が関係することは案外知られていないと思います。睡眠が不足すると食欲を亢進するホルモンが増加します。逆に睡眠が長すぎるとエネルギー消費が低下して太ってしまうという研究もあり、適度な睡眠が重要となります。

以上、話すのは簡単ですが、行うのは難しいことです。しかし毎日の生活の中で絶えず意識することが減量への道といえます。

2017.03.13
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