熊の話
熊が市街地にまで出没して人的被害を生じ、亡くなった方もいらっしゃいます。
熊が農作物を荒らしたりするのは以前から報告されていました。昨今は人の多い場所にまで出てきています。長野市善光寺や岩手大学構内にも出没したと報道されました。
熊など野生動物は本能的に人間を怖がるものものです。ところが最近は人間を怖がることもなく、逆に襲うという状態が続いています。
数年前に北海道でOSO18というヒグマが家畜を次々と襲い凶暴化した事例があり、北海道民は恐怖におののきました。幸い人的被害は、起きずに駆除されました。この時に、問題となったのが人間の対応でした。北海道で多くなり過ぎ農作物を荒らすエゾジカの駆除を行ったのですが、駆除した鹿を片付けず、その多くをその場に放置していたとされます。それを、餌の少なくなった時期のヒグマが食べ、味を占めたことを学習しヒグマが凶暴化した。
現在、全国で起きている熊騒動とは視点は違うかもしれませんが、野生動物と共存できなくなった一因に人間が関与している可能性が示唆された話でした。
クマはキャラクターとしても人気者で、ディズニーを始め様々なところで子供たちのハートをわしづかみにしています。当院のシンボルキャラクターもクマで親しみやすさを演出しています。
今年の世相を示す漢字一字には『熊』が選ばれました。熊と人との共存・共栄を進めるためには、今こそ人間の英知が試される時でもあります。
いよいよ歳も押し迫ってきました。プログの更新もほとんどできずに過ぎた1年でした。
今年もありがとうございました。どうぞ皆様良い歳をお迎え下さい。